レハール:メリー・ウィドウ 全曲 ![]() 価格: 4,791円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 ウィンナワルツといえば ヨハン・シュトラウスで そのオペラといえば「こうもり」という人も多いのだろうけど、私は「こうもり」には 途中で退屈することも多い。わざとらしいとも思えるヒットソング・シャパンソングとか 意味もなくま延びしてるようなとこも感じるし ウィーンっ子でない者にとって そうしたお決まりごとにつきあい苦笑するセンスももっていないわけで どこかテンポの鈍さ ダサさも感じてしまう。その点 レハールのメリー・ウィドウは うまくコンパクトにできていて 最後まで堪能できる。じっさい「こうもり」が最高のものというシュトラウスは オペラ作家ではないように思えるし 青きドナウとかはよくても「こう |
ベルカントの至芸~タリアヴィーニの芸術 ![]() 価格: 10,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 10年程前に亡くなられた代表的なイタリアのテノール、タリアヴィーニの名唱の数々を聴きながら、少しだけ感想を。 テノールというと輝かしいパバロッティのようなタイプをイメージすることが多いのですが、美声のテノールといえばタリアヴィーニを第1にあげたいと思います。豊かだけれど押しつげがましくなく、優しい発声のテノールですので、とても聞き易く親しみやすい、甘い美声の持ち主です。端正といっても良いベルカントのお手本でしょう。 弱音も良く響いており、歌詞も明確です。ファルセットと地声の処理がとても巧みですね。流石ですが。 オリジナル音源 |
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